オンライン英会話を始めて2か月が経ちます。
英語力診断のレッスンで初歩の初歩レベルに位置づけられてしまいました。おそらくTOEICスコア270くらいのレベルと判定されてると思います。
「診断にリーディングがあれば、違ったスコアなのに!」と言いたいところですが、それは言い訳にすぎません。しゃべれない、聞けない英語では使いものになりません。他者に判定された自分の英語レベルを受け入れます。さて、それから効果のほどは・・・。1回30分の授業を週に2回続けてきたところ、
これは大きいです。先生の質問が分からないと授業が成り立ちません。そして、
ちなみに最初の2、3回の授業では、
How are you going to introduce your name?
などと聞かれても、何を聞かれているのかすら分かりませんでした。回答をするまえに、Howは状態を聞かれてるから・・・えっと、何を聞かれてるんだ?と頭のなかで考えて時間が経ちます。それを見かねた先生がスカイプのチャットに質問文をタイピングして、ようやく理解するというありさまです。会話を筆談できるなんて「スカイプって本当に使える!」と思いました。
レッスンにはテキストがあるのですが、書いてあることは中学校1年生の英語レベルです。主語+Be動詞の文章をつくってみる、否定文にしてみる、疑問文にしてみるといった基礎的なことを繰り返します。最初は「ちょっとなめられてるなー」と思いましたが、会話になると決してなめられているわけではないことを思い知らされます。
Is he fine?
などと聞かれて、
He is fine.
など自信満々にこたえて、先生に回答を修正されます。それほど、先生は文法に厳格です。通じればいいというわけではありません。英語の文法としては基本のキですが、それもとっさに出てきません。もちろん、この英語の文法を英語で教えてもらうことになります。中学校英語でも英語で教えられると、案外分からないものです。また教えられる言葉のなかには、もちろん難しい単語も含まれ、いちいち調べなくてはなりません。たとえば、aとtheの概念の違いを英語で説明されるのはかなり難しかったです。
今のところ2ヵ月ですが、オンライン英会話の良いところ私なりにまとめると以下のようなことでしょうか。
- 日本語に逃げられない。英語で何とか自分の意思を伝えるしかない。口頭で伝えられなければ、タイピングして筆談で伝える。
- マンツゥーマンレッスンなので、話す機会が多い。また、相手の言うことも自分が聞き取らなければならない。ボケッとするヒマがないのです。
専門性が身につくまでは10,000時間が必要とされています。英語が違和感なく馴染むまで、留学で1年と言われています。それはそうです。1日16時間起きていたとして、
16時間×30日×12か月=5760時間
これだけ英語に触れていれば、日常生活で英語を使うことに支障はなくなります。とりあえず1000時間レッスンを目標に続けてみます。