サッカーって、好きではありません。国際試合なんか見ても世間は盛り上がってるんですが、自分はそんなに盛り上がらないなんてことあります。
体育の授業ではやりましたが、厳密にボールの蹴り方など習ったことはありません。正直、言えば自己流です。
子どもがサッカーを教えてほしいと言っています。サッカー教室に通わせればいいのですが、子どものサッカー熱を見るとそれほどでもありません。習いものをさせればいいってものではありません。子どものやる気、可能性それに投資が見合わなければ、やっても意味がないと思います。
そうなると、自分で教えるしかありません。子どもに教えながら、大人も学べばよいのです。とは言ったものの、さて困った、サッカーとなると何から教えればよいかさっぱりわかりません。
そういえば、私の高校時代の体育の先生はサッカー部の顧問だったような。それでも蹴り方を教えてもらったことがありません。
当たり前ですが、何かを教えるには、正しいプロセスと、そのポイントとなるコツを教えた方が習熟度ははるかに早いです。
困ったときはドラえもんです。ドラえもんに教えてもらおう。そんなのび太みたいなことを言ってどうする?と思いきや本当に教則本があるのです。
サッカーはまずボールに慣れること
- 足を使ってボールを上下に回す
- 今度は横に回す
- 次に前後にボールをタッチ
- 次に横
- 慣れてきたら顔は前を向く
おーできるかどうかわかりませんが、いきなりキックの練習をするよりは、かなり素人向けの練習メニューだと思われます。この調子でリフティングのしかた、そしてキックのしかた、ボールの受け方と続きます。
この本、野球や縄跳び、器械体操まであります。いくらスポーツが得意だといってもこれら全部を教えることができるお父さん、お母さんはいないはずです。そして、指導は東京学芸大学教授の立木正さん。
スポーツのわざやコツを習得するだけでなく、自分の現状に合わせた「めあて」をつけて、練習に励むことを奨めてくれています。
いやー、良著だ、と思いきや。
これもスポーツを教えてくれる番組ですが、構成がお見事。
- 最初はできないプレーを見る(素人のプレー)
- プロのプレーを見る
- できるためのわざとコツを伝える
- その通りにやってみる
博士と体育のすけの掛け合いが楽しくエンタメ要素もあり、楽しく学べる体育です。NHKここまでやるか・・・といった感じです。