オリンピックと一緒に見れば頭に入る「たのしい世界の国旗えほん」

うちの幼児は夏休み中テレビにかじりついてオリンピックを観ていました。幼児のオリンピック観戦をみて発見だったのが、いろんなスポーツ競技を知るのと、国を知るのです。

開会式の選手団が国旗を持って行進する姿を興味深々に見ていました。テレビを観ながら何を思ったのでしょうか?「世界にはいろんな人種がいるな」とか思っているのでしょうか?

すると、

「俺の好きな国はどこでしょうか?」

と訳の分からないクイズを出してきます。よく出題意図が分からないので、日本とか、中国とか、アメリカとか、こたえていたのですが、

「ブーブー、正解は緑と白の国!」

「???それは国旗のこと?しかもどこの国?」、それ以上聞いても本人もどこの国か知らないため、正解を出されないクイズになってしまって気になってしょうがありません。

すると、蔦屋書店のコーナーにオリンピックコーナーがもうけられ、この本が平積みされていました。迷わず買います。

国旗だから見やすいも何もないのですが、首都とその国の位置が地図で示されて結構見やすい構成です。

世界を学ぶというとどうしても地理や歴史に目がいってしまうのですが、その国のシンボル、国旗から世界を知るという方法もあるんだということを初めて知りました。国旗はその国の意匠ですから、その国の想いや特徴、メッセージそして神様が込められているんです。それを読み解く目的でも国旗を眺めるのは面白いです。

多くの国を見ていると、似ている国旗があるのです。ユニオンジャックなんか最たる例です。植民地支配をされていた国が宗主国の国旗をまねるはずもなく。これはどういう意味なんだろう?と考えを巡らせるのも面白いです。そして関心があれば、世界史を再度読んでいけばいいのです。

この本のおかげでクイズの正解がわかりました。

ナイジェリア

ナイジェリアです。

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