寒中といえば水泳ではなく神輿です。

江の島には寒中神輿錬成大会があります。神輿をふんどし一枚でかつぎ、海に入っていきます。新春と新成人そのを祝うための行事です。

が、藤沢の本日の9時の気温3℃。本当に海に入るの?もし本当だとすると、その勇気に敬意を表して応援しなくてはいけません。

海上の片瀬海岸東浜に向かいます。結構な人だかりです。

大会は11時開始です。4基の神輿が砂浜に置いてあります。海に神輿、結構、違和感があります。

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ちゃんと出張用の神棚をもうけ、神主さんが安全祈願のお祈りをして始まります。来賓が順番に榊をお供えしていきます。神社の正式な行事ではないと聞いていたのですが、結構本格的な神社の行事に近いです。そして来賓のあいさつもあります。正直、結構長いです。寒空の下を今か今かと待つことになります。

いよいよはだかの担ぎ手が4基の神輿に集まります。その前にラジオ体操が始まります。入念です。もちろん一緒にやります。そして、いざ出発、神輿の上には今年の新成人が乗っています。

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これは、思ってた以上に迫力があります。神輿の出発とともに見物客も一緒に海に向かって移動します。海に入る瞬間を撮りましょう。撮れません、というか人が多すぎていつ入ったのか分かりません。

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入る瞬間を撮るのであれば神輿の移動位置に構えておかなければなりません。しかし、江の島をバックに神輿上に立つ新成人、なかなか絵になります。そして、いよいよ海に入って砂浜から離れていきます。

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分かりますか、ポイントは長靴です。当たり前ですが、神輿と一緒についていくことは濡れます。接写するには一緒にはだかになるか、濡れてもよい恰好が必要です。

海に行ってしまったのでカメラの手をとめてみていましたが、しかし、はだかの男たちが海でかつぐ神輿って、絵になるもんです。日光の反射と神輿の緊迫と人肌がキラキラしてきれいです。

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結構、神輿は見てきましたが、勢いとかつぐ景色に見とれてしまう行事でした。写真家が大勢いたのもうなずけます。大掛かりな神輿ではありませんが、こじんまりしながら好きな人が集まっているのが伝わってきてよいです。毎年1月中旬に予定していますので、江の島初詣と一緒に見学するのがおすすめです。

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