横浜の安藤百福記念館カップヌードルミュージアムに再度訪問してきました。安藤百福氏がどのようにカップヌードルを開発に至ったか、テーマは「発想」です。
以前のエントリでも紹介していますが、
安藤百福氏の発想に関する原則があります。
- まだないものを見つける
- なんでもヒントにする
- アイデアを育てる
- タテ・ヨコ・ナナメから見る
- 常識にとらわれない
- あきらめない
このような発想を手がかりに、カップヌードルは生まれたわけです。安藤氏の開発した瞬間油熱式乾燥法が体験できる「チキンラーメンファクトリー」はほぼ満員の大人気。今回も時間の都合であきらめました。来るなら平日来ましょう。そして、このミュージアム、子連れスポットとして穴場なのが、カップヌードルパークです。こちらは意外とすいていたりします。
カップヌードル工場を子どもたちの遊び場にしています。料金は25分300円です。
子どもたちが自らがカップヌードルの麺になったように、工場のラインに乗ってロープくぐりやすべり台で遊べます。未就学児童はおとなが一緒に付き添います。
最初にスタッフのかたから説明があります。
結構なスペースです。
そしてすべり台。ベルトコンベアも斜めにすればすべり台に変身です。
付き添いをしてパークの中を見ていると、気づきました。工場をモノの製造ラインではなく、子どもたちの遊び場としてとらえる。とらえかたを変える、これが立派な発想です。工場って本来は遊んではいけない場所ですが、やはり遊び場としては魅力なんですよね。そして子どもたちに安全を十分に確保して提供すると、立派な遊園地になる。新たなサービスが生まれます。安藤百福さんの発想法を体現したミュージアムといえます。
子どもは危ないことが大好きです。だってドキドキ、ワクワクしますから。そのために子どもたちは危ないところへ行くのです。よく言いますよね「そんなところへ行っちゃ、危ないからダメ!」とか。本当に危ないと思うんですが、安全にすればエンターテーメントになる可能性があるのです。