藤沢SL広場は子どもプレイスポットの穴場。

私も大変お世話になっているので、お礼をこめてご紹介。

藤沢に八部公園という公園があります。

神奈川県藤沢市鵠沼海岸6丁目12−1

この公園、SL広場が併設されていまして、SLしおかぜが保存されています。SLしおかぜとはご参考までに、以下のような車両です。

今日も保存会の方が塗装をされていました。

今日も保存会の方が塗装をされていました。

1943年5月に日本車輌で製造され、1974年まで新潟県の赤谷線・羽越本線や宮城県の石巻線を走り、1976年10月に藤沢市にやってきました。走った距離は917,851キロ、地球22周半にもなります。

地元の藤沢鉄道車両保存会と藤沢SL少年団が保存活動を行っています。毎月第二日曜日は12:00から15:00までミニSLが走っています。しかも運営は地元の藤沢SL少年団です。小学生から中学生の子どもたちが、ミニSLの運転手や切符切り、連絡係、アナウンスなど、それぞれ役割を分担して運営しています。やはり鉄道好きな子どもたちが多いためか、アナウンスなども大人顔負けのうまさです。

SL広場電車

ご当地江ノ電のミニSLもあります。

うちの子どもも鉄道が好きなため、ミニSLに乗るのが大好きです。しかも一人で乗れるようになったものですから、自分で勝手にSLに乗ります。連れていく大人としては、大変ありがたいことです。

だって、子どもを遊ばせながら自分の時間がつくれます。(ただし、小さい子は大人との同乗が必要です)

また、さらにありがたいのは、

結構、ミニSLはすいています。

列をなして待つことはありません。だから、何度でも乗せてもらうことができます。イベントなどのミニSL乗車会は、1時間待って1回しか乗れないなんてざらにあります。しかし、こちらのミニSLはそんなことはありません。

そして何よりも素晴らしいのは、ミニSLに乗るまでにたくさんの少年団の子どもたちと接することができます。切符をうけとる、改札を通る、駅の案内、そして車両に乗る。少年団の子どもたちが真面目に運営していますし、小さい子どもたちへの対応も大変丁寧です。その姿を小さい子どもが見て学びます。

一緒に遊びに行った大人のやることはただ一つ。切符をもらうときに募金箱がありますので、

ぜひ鉄道維持のための寄付をしてあげてください。

ここへの寄付は正直に言いますと、主体的に出したくなります。少年団の子どもたちの活動に対する想いや情熱を感じることができるからです。

2時間近く遊ばせてもらいますが、子どもは満足しきった顔をしていました。そりゃ、10回も乗せてもらえば満足するはずです。いつもありがとうございます、保存会、少年団のみなさん。

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