キャンプに何度か行くと、キャンプ場にも質があることが分かります。テントはって泊まれればいいてもんではありません。
キャンプ場の質、1.緑の多さ、2.湖のありなし、そして3.広場のありなし、この3要素が重要だと私は思います。
緑も囲まれればいいってもんじゃなくて、実際に春先に杉に囲まれたキャンプ場は花粉症にはきついです。ヒノキなんかも同じくきつい。できれば針葉樹だけでなく、広葉樹にも囲まれたところが望ましい。
そして、湖。ボートやカヌーに乗れればいうことないのですが、これもあるのとないのとでは心の穏やかさに影響します。池でもいいくらいです。そして、何よりも絵になる。
最後に広場、別になにするわけでもないのですが、広場があるとみんなと遊べるだけでなく、開放感が違うのです。多少の斜面は仕方がありませんが、できれば平地がのぞましい。
ゴールデンウィーク、キャンプに行きましたが、オートキャンプ場は渋滞。なんか、開放感がないんです。そうです、スペースがないことに気づきました。
少し、足を延ばして無印良品のキャンプ場、カンパーニャ嬬恋に行ってみると、さすが大手資本が入っていると、上記3つの条件を満たしたスペースをしっかりと確保していました。
受付のセンターハウスに行ってみると、MUJIグッズが売ってました。しかもKeenのサンダルも売ってます。カッコいい。
薪も600円で販売してます。きれいな薪です。私が使った廃材とはわけが違います。たとえ、料理で失敗してもMUJIのレトルトカレーを買えば満足です。自然のもと、レトルトカレーでもおいしいはずです。
キャンプ場を見ていると、初心者でもキャンプができ、満足できるようなサービスがほどこされています。
まずは場所。次に道具。手ぶらでキャンプが出きます。テントをはじめ、シュラフ、キャンプに必要なものはすべて借りれます。
無いものは借りる。そして、借りるものもスノーピークのテントやタープなど、アウトドアの高級品ばかり。一度使うとクセになります。ちなみに当たり前ですが、キャンプ用品は借りれば借りるほど高くなります。キャンプサイト利用料大人ひとり2,000円なんて、あっという間に10,000円を越えてしまいます。レンタルによって、収入を増やす。これがキャンプ場のビジネスモデルです。
マウンテンバイクや釣り道具も借りれ、そしてさらにワークショップやアウトドア教室も開催。まったく不自由さを感じさせないキャンプ場です。
キャンプって不自由さを体験するものだと思うのですが、、、
そして、サニタリー棟をのぞくと、きれい。炊事やトイレも楽しくなります。
絶景、便利、衛生的、これまでのキャンプの概念を覆す、無印良品のキャンプ場には驚かされるばかりでした。
しかし、最終的にはホテルに泊まるのとあまり変わらないんだろうな・・・。
あと、キャンプ場が多い地域で良いスポットを見つけるには、地元の人も利用しているキャンプ場、これも穴場のキャンプ場を見つける条件です。