たまには休もう富士シティオ

さて、仕事終わりにビールでも買うかと、近所のFUJIスーパーに行くとお店の電気がついていない。

すごい、違和感です。

ど、ど、どうしたの?みたいな感じです。いつも開いてるスーパーが開いていない。Webサイトをみると平日なのに一斉休業みたいです。

うちの近所のFUJIは夜中1:00まで営業しています。コンビニなみに便利です。正確に言えば取扱品目が多いのでコンビニより便利です。

image

少々便利さに慣れてしまったようです。むかし、「開いてて良かった」みたいなコンビニのキャッチコピーがありましたが、本当に毎日夜遅くまで開いてる必要があるんでしょうか?そんなことを考えさせられました。

ちなみに私は平日夜10時以降にスーパーに現れるのですが、確かに仕事終わりで夕食や翌朝食を買うには便利です。でも、買い貯めしとけば別に夜遅く買い物をする必要はないわけです。夕食のお惣菜とかは帰宅時にしか買えないものですが、その他のものは買い貯めできます。

つくづく思うのですが、便利さに慣れてしまうと、自分を甘やかします。便利であるとそれがどんどん当たり前になってきます。それが生活を営むうえで、どうしても必要なものであれば良いのですが、よくよく考えてみれば以前はそのようなサービスはなかったのです。かつては24時間営業の店などはありませんでした。自分の都合のよい時間に荷物を届けてくれる宅配サービスはなかったんです。

過剰なサービスをほどこしていくと、それがどうしても当たり前になって私たちの生活になくてはならないものになります。この当たり前の感覚をそろそろ見直す時期にきているのではないでしょうか。サービスを受け取る向こう側では誰かが疲弊しています。24時間サービスの向こうでは誰かが身体のリズムを無理をして夜中でも働いてくれているのです。

痒いところまで手が届くサービスは新たなビジネスを生む原動力ですが、本当に手をのばして掻く必要があるのか?多少の痒みなら我慢できないか?それを労働人口が少なくなりつつある日本では認識すべきときにあります。そりゃ、生命にかかわるようなことであれば一刻を争います。サービスや支援は提供されるべきです。

スーパーは年中無休で開いているべきなんでしょうか?

できれば、私は言いたい。

たまには休みましょうよ、と。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加