夏はレタス、冬はスキー、長野県の二毛作がすごい。

長野にキャンプに行ってきました。

スキー場でも有名な菅平。山を登っていくと、ゲレンデが見えます。

ん?初夏にも関わらずゲレンデが白い、、、まさか雪!と思いきや、レタス畑に敷き詰めたビニールマルチでした。マルチとは野菜を保温するために敷き詰めたものです。5月とはいえ、寒暖の差が激しい長野では、冷却対策は必須なのでしょう。

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当たり前ですが、冬にはこのレタス畑は雪で埋もれるわけで、畑を使えるのは春~夏だけです。そして、冬にはスキー場。これって、究極の二毛作というか、二毛作産業です。

夏には農業、冬にはレジャー産業に様変わり。

実際にこのあたりにはロッジが多く、ロッジの経営者が畑をやっているそうです。また、スキーのシーズンだけロッジで働いて、オフシーズンになると海外に行くなんていう方もいるとのこと。なんか、季節によって仕事や働き方を変えることができるってたくましいです。

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気候に合わせて生業を変える。これは地域で生きるための生活の知恵です。ただ、スキー場の斜面ですから、農業をするにはかなり難易度は高く、そして重労働であることに違いありません。こんなに自然豊かな光景なので、野菜づくりキャンプとか夏のレジャーと組み合わせて企画とかするのも労力を募る手です。

スキーストックが畑で支柱代わりに使われています。実にワイルド、というか立てるほどあるんですねスキーストック。実に長野っぽい。ここでも、生活の知恵がうかがえます。

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長野県人のビジネスセンスあなどるなかれです。季節に合わせた働き方は長野に学ぶ、これでツアーができそうです。

真面目を通り越して、冗談も通じない堅物。頑固で融通が利かないから、つきあいにくい。理屈っぽく議論好きで、何事にも裏付けを求める合理的人間。規則正しい生活をしているから長寿全国一。ギャンブルはほんのたしなむ程度。オチャラケタた人は決して生きていけない県です。北に行くほど内向的、県南の飯田あたりは情緒的。 「とことん県民性」より

男性の県民性についてですが、「合理的で堅実」というあたりうなずけます。

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