働く意味を田舎で見つける

徳島県上勝町のイベントに参加してきました。山から人さらいに行くわ。刺激的なコピーです。

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上勝町はつまものの葉っぱビジネス、いろどりが有名です。つまもの農家さんのお話もあったのですが、時間の都合でうかがえませんでした。

島根県海士町の巡の環代表の阿部さんのトークイベントを聞くことができました。阿部さんが海士に移住しようとしたきっかけが、

自分の場所が好きでそのために頑張っている生き様にひかれて、この人たちと仕事がしたいと思った。

とお話をされていました。働くことで生き様を見せれるって素敵に聞こえますが、具体的にはどういうことだろうか?と思っていたら、間髪入れず説明いただきました。

孫の世代のため、先祖に恥をかかせない。自分のためではなく、他者に向いている。

貢献対象が他者に向いているのは確かに、かっこいいです。サラリーマンをやっていますと、貢献対象が自分であったり、自組織であったりして、あんまりかっこよくないんです。いくら仕事ができても、このひとたちと一緒に生きたいとまでは思いません。

そして、いろどり農家さんにインターンシップをした学生の話が続けてあったんですが、

いろどり農家さんで得たこととして、一人のインターン経験者が言われていたことが阿部さんの言葉と重なりました。

仕事はお金を生み出す意味があるだけでなく、人のやりがい生きがいをつくる

このポスターのおじいさんのお話を聞きましたが、まさに次の世代に生き様を見せているようでした。葉っぱビジネスだけが注目されがちですが、実はそれを支えている農家さんを見てもさまざまな生き方があり、そこから得るものがあるからこそいろどりのインターンシップ事業は成り立っているうのだと思いました。

いやー、いろどり(彩)というのは生き方も多彩という意味が込められているのでしょうか。

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