ご近所に子どもと一緒に行ける手軽なハイキングコースがあると聞いて来てみました。今回目指すのは鷹取山。JR東逗子から歩いて登山口まで行けます。
苔におおわれていますが、石階段があってなかなか登りやすいです。前回の登山とは違います。
と思ったのもつかの間。徐々に石が原始的になってきます。そうです、ここは逗子層と言われる岩場であり、かつては石切り場でもあった石の名所です。
さらには、鎖場まであります。これは子どもはさすがに危ないです。慎重に鎖を持たせて登らせます。幼児との登山はこういうときに一番気を使います。登山の疲れより、安全配慮の気疲れの方が大きいように思えます。
そして、無事頂上に到着。標高139mですが、1時間はかかります。本当にクライマーが登っていました。近所のフリークライミングジムとは違います。やはり迫力があります
頂上はクライマーが溜飲ものの岩場です。あまり見られない絶壁もあります。さすが、元石切り場。
さて、子どもハイクは来た道を帰るのはつらいです。帰りの体力を残していません。しかも雨模様だし、と思っていたら頂上は公園になっていて、すぐそばに小学校があり、バスが走っています。鷹取山ってなんてありがたい。そう思うと気が緩んで、ビールでも飲みたい気持ちになりましたが、公園にビールなどおいているわけもありません。そこへ、高齢ハイカーのみなさまが集団で登ってきて、リュックサックからビールを取り出し酒盛りを始めました。
ビールをわざわざ持って山に登るんですね!
しかも女性陣は鍋に水を入れて、水炊きでもしそうな勢いです。高齢者の元気の秘訣はこんなところにあります。
さて、低山でも岩場だと苔があって滑りやすいです。また、この山は地面がぬれると滑りやすいです。子どもでもトレッキングシューズがほしいところです。メレルのカメレオンのキッズ版があります。メレルのカメレオンはグリップ力が強く、正直大人の私がほしいくらいです。キッズは16㎝からあるので幼児でもいけます。
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