うちの職場は渋谷近辺にあります。ランチは近くにお店がないので、少々歩きます。お店入って、食事をとって、ぼちぼち歩いて途中寄り道して、ショップや本屋をのぞくこともあります。それでジャスト1時間です。
さて、最近は走ってお店を行って、ランチを食べて走って帰ることが多くなりました。
それはランチがなかなか出てこないからです。
以前もランチ時なので、人が混んでいることもあるのですが、それでも待って10分くらいでした。最近は注文をとって、食事が出てくるまでの時間が明らかに長いのです。早く食べるために混んでいる人気店ではなく、チェーン店に行くこともありますが、そこでも一緒です。
その理由は、お店を見れば一目瞭然なのですが、
スタッフや店員さんの数が少なくなってる。
これにつきます。
食事が出てくるまで店内を観察していましたが、スタッフが注文をとって、水を出して、食事を運んで、お皿を下げて、レジをうってと休む暇がありません。
「すいません」注文、「すいません」注文、「すいません」注文と続いていくと、お皿を下げることができなかったり、伝票を置き忘れたりすることが起こってきます。そして、伝票がないことに怒りだすお客さんがいて(みりゃ、分かるでしょ、忙しいんだって)。
なんか居た堪れなくなってきて、ゆっくりランチなんていう気分ではありません。工場の生産ラインを見ているようです。そのなかに自分もいて、機械的にランチ食べてる感じです。
文字通り味気ないです。いや、本当に味にムラがありました。濃いです。厨房も忙しいのが伝わってきます。
解決策としては、業務オペレーションを見直す。注文はチケットかタブレットで注文、水はセルフ、受取も返却もお客さんがとりにいく。そうすれば、ますます工場的になります。もしくは抜本的な解決法としては人を雇うことです。オーナーさんは人が採れないと嘆いていましたが、人を採用するには人が来るような給料で雇う。そのためには価格帯も見直さなければいけません。
それをやられると私のような客は来なくなります。私のニーズはそこそこの価格でそこそこおいしいものを時間内にゆっくり食べたいですから。安く早くでもないし、高い料理をゆっくりとでもありません。
ということでいっそうお弁当にしようかと考えています。男のお弁当といえば、下記の本ですが渡辺さんプロです。
こんなのもあるんですね。ポチしてみます。
でも、実際にはこっちになりそうです。