経営者こそブログを始めるべき本当の意味。

私がブログを始めたのは、考えることを取り戻すと言いましたが、実は人の影響も受けています。その方はITコンサルタントの先生で、ちょうど1年前、私に中小企業のITを使った経営についていろいろと指導をしていただきました。その先生が「経営者であればブログをやっておくべき!」と何度も繰り返していました。その理由として「ブログはストックの情報、検索に引っかかるので、スモールビジネスでもお客さんを呼ぶきっかけになる。そして、こまめに更新すること」と言われていました。

私もブログを半年近く書いてきましたが、書いていくうちに自分の領域みたいなものが分かってきます。どうしても現在の仕事に近い領域のテーマになります。それが「強み」とまでは言いませんが、そのテーマについては確かに人よりは時間もかけているし、経験がともなっています。そして、面白いことに書き続けているとアクセス数なんかが気になりはじめ、どうすれば多くの人に読んでもらえるか?なんて考え始めます。そうなるともともとはログ(記録)でいいやと思っていたものが、タグをつけたり、写真を加えたり、記事に枠組みを入れて見やすくすることに興味が及んできます。また、他のブログを読んだり、ブログに関する本を読んだりし始めます。その中で面白い本がありました。

ブログ飯

ブログで飯を食うからブログ飯。テクニックを期待するより、経営本として読んだ方がいい。

本の中の印象的なことをあげますと、以下のようなことです。

  • インターネットでは人と違うことが差異
  • 自分の経験に裏づ付けされたことを書く
  • 新規よりもリピーターを増やす方が楽
  • 共感を呼ぶからモノを買う
  • 収益は複数チャンネルもつ
  • 読者に価値を与えて、喜んでもらう

これってお店であり、経営であっても同じことが言えます。読者を増やそうとするとブログの運営は経営的な要素を含みます。それでITコンサルタントの先生は「経営者こそブログを!」と強調されていたのだろうと今になって思います。

ブログは自分の強みは何で、誰に対して、何を、どのような方法で提供するか、自分と言う経営の要素を考えてみる良い機会になります。そして自分の継続性や辛抱強さと向き合うことにもなります。要は自分そのものじゃないですか。

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