箱根駅伝観戦とインターネット検索。

箱根駅伝を沿道で観戦することにしました。

インターネットで検索をします。最初に「箱根駅伝」と入力して、次に検索キーワード「観戦」を入れます。そうなると「観戦ポイント」や「観戦ツアー」などが自動的に出てきます。おすすめの観戦スポット10などのページが出てきます。

次に予定通過時間を検索します。もう、これも「箱根駅伝」「通過」だけで出てくるんです。ブログで丁寧に1区から10区まで主要ポイントごとの予定通過時間がまとめられているわけです。

人に役立つサイトにアクセスが集まるとはまさにこれです。

検索ワード2つ以上入れると、それは何か探したい目的があり、そのための情報にぐっと近づきます。単語を1つ入れると、関連の単語を自動的に引っ張てくる機械学習のおかげで非常に効率的な検索ができるようになってきました。その代わりに余計な情報が排除されるようになってきました。また、読まれない記事は検索ワードが入っていてもなかなか検索に上がってこないことも起こります。

インターネット検索には分からないことに対することたえを求めているのです。FAQのようなものです。だからざっと流し読みされて、滞在時間も短い。また、記事としても事実ベースのものであり、実際に自分が経験しているものであったり、いわば客観的な情報です。

一方で箱根駅伝の観戦について一家言とか物申すみたいな、その人の解釈や意見についての情報はあまり検索上位に出てきません。知りたいことに対するこたえになっていないからです。実は記事としてはそちらのほうがはるかに面白いこともあるのです。

すぐに欲する情報にたどりつける時代において、検索しても出てこない情報の方が価値があります。Twitterも検索はされますが、つぶやきに相当する、どうでもいーような情報がおもしろい。そこに意外性や共感があるからです。まさに、感想や着眼点レベルのものですが、それが楽しめる。titterの醍醐味ではないでしょうか。ちなみに箱根駅伝のなかで次のような投稿がありました。

放送聞いてても聞き流してしまう人は、たいして気にならないんですが、引っ掛かる人には引っ掛かるんです。

そして、シューズのことまでよく調べたな、、、その着眼点に脱帽です。

https://twitter.com/marei_de_pon/status/816109961461628928

この投稿、私ははまりました。

検索記事にまさるコンテンツは人の主観性が入ったコンテンツです。それが物語や小説を生むのです。今年は

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