高崎市はだるまで有名です。高崎駅におりればだるまの置物というかオブジェが出迎えてくれます。おみやげ売り場もだるまで埋めつくされています。だるまのお寺、達磨寺も有名です。
「高崎だるま市Webサイトhttp://takasaki-darumaichi.com/より」
ただ、あまり認知度として高いようには思えません。おみやげにだるまグッズを買って帰ると、「高崎ってだるま有名なんだー」という反応。
まだ、あまい。
やるならここまでやらないと。だるまで知名度を上げるためのお手本のような絵本です。
だるまで花を活ける
だるまにかつらをつける
だるまを犬のおもちゃにする
だるまで酒をつくる
だるまをボクシングのグローブにする
だるまを屋根にして家をつくる
だるまの意外な活用方法が盛りだくさん。相変わらず奇想天外の高畠ワールド。
そもそもだるまの大群が海から陸地に上陸するのがおそろしい。タコのおもちゃにされ、上陸できないだるまもいます。なんてありますので、おそらくウミガメのメタファーだと思います。
しかし、上記にあるようなだるまの活用方法ですが、どれもが違和感を覚えます。私だったら、だるま×マトリョーシカです。
だめです。
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実際にあるようです。そもそもだるまと人形という発想が近すぎて、おもしろくありません。だるまが日常の生活場面に役立つシーンを考える発想のトレーニングをしているようです。高畠さんの発想力、本当に見習いたいです。
最後には空から招き猫がパラシュートが降りてきます。続編の「まねきねこだ」も出てほしいです。