会社の研修を受けました。研修は9時から17時の2日間です。長い、せめて1日にしてほしい。会社も生産性の向上を求めるなら、研修の生産性も向上させほしい。つまり、2日間を1日にしたり、さらに1日でも2日間と同様の効果が出るとか、そうしないといくら生産性の向上を押し付けてムダです。
久々に研修を受けていると、仕事の進捗見てない(見られてない)ね、なんて話で盛り上がる。ダメじゃないですか、私たち。
企業の研修を受けると自分の会社の駄目さ加減がよくわかる。あるいは自分の仕事がまったくなってないじゃん!ってことも分かる。研修という名の反省会だったんだ。
— 鬼ぃちゃん (@onionpeace) 2017年2月9日
そして、お約束の会社の問題をあげて、解決策を考えます。別の人が大真面目に「会社の雰囲気が悪いので、私たちは挨拶をするところからはじめます」なんて発表するのを聞いて、「えー、1時間も考えて、解決策それ?」となってたんですが、自分たちでも同様の解決策しか出てこず、過去に他人の発表を笑ったことを反省しました。
会社の問題として、コミュニケーションがとれてないとか、お互いの仕事に無関心とか、仕事に追われてるとか出るんだけど、その解決策として挙げられるのが「気を配る」とか「挨拶をする」とか、聞いてる方としてみれば当たり前じゃん、と思うのだが、当事者は考えに考えた結論であり、それは真の解決策
— 鬼ぃちゃん (@onionpeace) 2017年2月9日
さて、講義があって、討議があってと研修は進んでいくんですが、別にお勉強していても、これくらいのことはできるのでは?と思えてきました。もっと、研修じゃないとできないことはないのでしょうか。
研修とはいえ、リアリティーがほしい。リーダーシップであれば実際にリーダーシップを発揮せざるえない状況に身を置くとか。研修に求められるのは知識ではなく、現実に近い体験。
— 鬼ぃちゃん (@onionpeace) 2017年2月9日
そう、なかなかまとまらないメンバーを研修の場でまとめてみるとか、PTAとか自治会なんかをまとめるとか、難しいことに取り組ませてよ。なんでそんなことを思ったかというと、
研修は失敗をする要素を組み込んでおかないと生温いものになる。本番では失敗できないなら、どこで失敗すればいいのか?トレーニングの場しかない。
— 鬼ぃちゃん (@onionpeace) 2017年2月10日
いや、仕事やリアル場面ではなかなか失敗できないんですよ。だから、こうすれば失敗するみたいなものをどこかでつかんでおかないと、私たちはどこからが一線かもわからなくなります。そして、つまりはチャレンジしないと失敗なんかはないわけで、失敗しないということはチャレンジをしなくなるんです。何もしなくて、萎んでいく。こんなの少し寂しくありません?社内の研修企画の方、失敗の場所をください。