写真には世界観が現れる。

Instagramの使い方を教えてもらいました。使い方といっても、写真のアップのしかたとかではなく、どうすればプロモーションに使えるかということです。

教えてもらったことは、非常に当たり前のことです。

Instagramは写真、命。

いやー、ごもっともなんですよ。でも意外と撮れればいいと思って、何でもあげていました。

たとえば、これオクラの花です。野菜で一番美しい花と言われているだけあって、白い花が美しい。これiPhoneで撮影しています。

IMG_2882

一眼レフで撮ってみることを奨められたので、一眼レフに代えて撮影してみました。

IMG_2892 (1)

一眼レフ初めてなんで、明るさが調整できなかったのですが、一目瞭然、写真の質が全然違います。かなりレンズを絞りました。

上の写真は別として、やはり写真の質によって、いいねの数は全然違ってきます。試しに、一眼で撮った写真をアップしたら、イイネを海外の人からもいただきました。

9分割法なども教えてもらいました。一眼レフの写真は9分割法を意識しています。

そして、面白いのが同じ風景を撮りながら、撮影者の意識がおそろしいほど写真に出るんです。これ本当におそろしいですよ。上2つの写真、私の意識は花ですよ。

下はどうでしょう?

IMG_2891

花ぼけてますよね?一応これでも一眼で撮っています。ただ、この写真の主役は葉っぱです。虫に食われた葉っぱを意識して撮りました。

なぜ、花ではなく葉っぱを撮りたかったかというと、葉っぱを食われるくらい健全な葉っぱであり、農薬をつかっていない証拠なんですよ。虫に食われて見た目は悪いかもしれませんが、これって自然のまっとうな姿じゃないですか!なんていう主張がこの写真には入っています。文字にすれば、なるほどね、となりますが、このメッセージを写真だけで見る人に伝えなければならないのです。

写真は美しさ、きれいさ、かっこよさ、ダイナミックさだけでなく、撮った人のメッセージが込められているわけです。

そしてメッセージを伝えるためには、情報は狭くする。

何かを伝えたいのなら、自分でも目移りするくらいにいろいろ撮らない。猫なら猫、食べ物なら食べ物、富士山なら富士山をひたすら撮るそうです。

私の場合はオクラでしょうか?(別にオクラにはそこまでの思い入れはありません)

むしろ、有機栽培や自然栽培などのことを伝えたいのであれば、見た目は悪いが味がしっかりしている野菜、畑に虫たちが飛び回っているところが、伝えたいことにつながる絵になります。それを撮り続けるのです。

もちろんInstagramはタグの使い方やビジネスで使うのであればアカウントも重要になってきます。ただ、先の2つのポイントは自分で伝えたいものがない、そして写真にこだわってみようよ思わない限り分かりませんでした。

Instagramで垣間見る、その人の世界観を探るのが楽しくなってきました。みなさんもいろいろ見てください、人気アカウントには世界観があります。

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