釣り人にも勉強になる「海のさかな」

釣りに行きます。魚が釣れます。なんじゃ、この魚は?ということがあります。

食べたことのある魚であればわかりますが、実は一匹丸ごと食べることはあまりなく、切り身だったりするわけで、原型を知らないのです。だから実際の魚を見ても分かりません。

自分の知っている魚ってなんだろう。アジ、イワシ、サバは知っています。タイやチヌも知っています。本当にメジャーな魚しか知りません。

イワシとかメジャーと言いながらも、結構種類が多いんです。この間釣ったのはウルメイワシですが、漁協に行くと違う種類のイワシが並べてありました。初めて見るイワシです。何、カタボシイワシって…。

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(これがウルメイワシ)

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(カタボシイワシ)

また先日、漁港祭りでカマスのフライを食べましたが、カマスの姿、形は思い浮かべることはできません。でも、フライはうまいと言いながら、完食です。

子どもと釣りに行くことも増えましたし、魚の種類くらい知らないと危険です。だって、毒魚とかいますからね。コンズイとか結構、釣りに行くとかかっています。子どもがウナギが釣れたとか、喜んでいますが、海ではウナギは釣れません。コンズイです。

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図鑑とか、厚い本はさすがにすべて読めないので、こういうときこそ絵本です。数十ページで読めるのが絵本の魅力です。まずは海の魚からです。川の魚もあるのですが、それは海のさかなをマスターしてからです。ということで、今回、紹介する本は、ずばり「海のさかな」。

魚の体の構造や魚のエサのプランクトンから載っています。生物の勉強にもなります(魚の種類を覚えることが生物の勉強に通じます)。大まかな魚の種類は網羅できます。ほとんどの魚はイワシが祖先なんですね。魚の体長の記述、海のどのあたりにいるかもわかりますので、釣り人にはもってこいの絵本です。

魚の種類を覚えるにはやはり釣りに限ります。自分が獲った魚ですから、その生い立ちから食べ方までしっかりと知識収集するんですよ。釣りが学校の授業にないのが残念です。

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