読み聞かせは音を大事にする「将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!」

パパの読み聞かせって、結構我流です。

「将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 」松永 暢史(すばる舎)
対象:大人 ジャンル:育児

読み聞かせは主に土日にやっています。私自身が乱読タイプなので、子どもにも同じようにいろんな本を読み聞かせます。本は当たり外れがあるので、まず図書館に行って手当たり次第借ります。そこで「しっくりくる」「はまったもの」を購入して、何度も読むという方法をとります。

この「はまったもの」の主語は子どもです。基準は簡単です。子どもが喜んだもの、読んで読んでとせがむものです。「しっくりくる」は主語は私です。このしっくりくるの基準はなんだろう?と自分で分かったようで、いまだ分かっていませんでした。うちの場合、かこさとし先生の「どろぼうがっこう」と荒井良二先生の絵本はだいたい親子ともにしっくりきます。

なんで、それがしっくりくるかというと、この2つの絵本は子どもがセリフを諳(そら)んじて言えるからです。

「はーい、へーい、ほーい、わかりやした」とか(どろぼうがっこうより)

「あさになったのでまどをあけますよ、だからやっぱりここがすき」とか(あさになったのでまどをあけますよ

子どもの耳にもすっと入っているのです。それもそのはず、このフレーズは実は私が一番楽しんで読みました。楽しそうに読んだので、子どもにもそれが伝わったのでしょう。

仕事帰りに本屋に立ち寄ったところ、絵本コーナーで素晴らしい読み聞かせ本に出会いました。今まで読み聞かせは習いたいと思っていましたが、なかなか習う機会がありませんでした。タイトルから育児書をさせますが、実はこの本は育児書というよりは、読み聞かせ本です。しかも、その効果も腑に落ち、明日から誰でもできる方法論が書かれています。

絵本はスラスラ読んではいけない。一語一語はっきり読む。

とか、ハッとさせられるようなことに触れてあります(私はスラスラ読もうとしていました)。そして、絵本を選ぶ基準として、

音が良い絵本を選ぶこと。

これには納得です。私の「しっくり」くるの正体は音だったのです。立て板に水というよりは、自分たちが読みながらそのリズムのよさを感じれるものということです。残念ながら、私たちが音の良いと感じている絵本はこの書籍のおすすめ絵本には入っていませんでしたが、それでもいいんです。自分たちならではの音を探すのもの絵本を読む醍醐味です。別に売れてるから読むというのではなく、自分たちが心地よいから読むというのも「あり」だと思います。

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