過去と他人は変えられない。

誰が言ったか知りませんが、名言です。だったら、自分が変わって自分の未来を変えようということです。

私もそう思っていました。ましてや他人を自分の意図通りに変えるなどは至難の業。自分の意図を伝えようとすればするほど、他人は反発します。正確に言うと、意図をコントロールと置き換えるとしっくりきます。

自分の思い通りに他人を動かそうとすると失敗するのです。かえって反発をくらい、「お前の思い通りになると思うなよ!」という返事が返ってきます。もちろん、「賛同しかねます」「さすがに、そこまではできません」とビジネスでは多少言葉は柔らかくなりますが、言ってることは同じようなものです。

コントロールが強くなって、他人が全く違う行動に出たとき、そのことを強く思います。また、他人も自分の意図というものをしっかり持っていある場合には、なおさら衝突の度合いが大きくなります。

何回言っても意図通りに動いてくれない人がいます。動かないだけならまだしも、まったく正反対の行動をしたりすることもあります。それは明らかに嫌われている証拠です。

私もこのような場面に出くわすたびに、「過去と他人は変えられない」という名言を復唱していました。

でも、まんざらでもないと思ったのが、変わらないのであればしつこく言うことです。相手に受け入れられようが、嫌われようが、必要と思ったことはしつこく繰り返す。そうすると、ほんのわずかでも、他人がそれを受け入れてくれることがあります。ほんの少しですよ。

セリフ

これって何にも代えがたい喜びなんです。

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