来年の夏休みに備えようか「わざわざいきたくなるホテル」

雑誌って、最近めっきり買わなくなりました。やっぱりネットでサクサクと検索すれば雑誌にあるような情報は手に入ります。ただ、情報は入るけど、雑誌のように読みやすい文章かどうかは別です。

さて、BRUTUSは、表紙を見てついつい衝動買いをするような数少ない雑誌です。そうです、いわゆるジャケ買いです。

今回は「わざわざいきたくなるホテル」。この時期、そろそろ夏休みなんで、夏休みの計画を立てるんですが、旅行に行こうとしたら、航空券なんかは一番高い時期ですし、有名な観光地の宿泊施設はとれないので、苦労するんです。こんなことなら、もう少し早く計画立てれば良かった・・・なんて後悔するんです。でも、人が移動する時期に移動しても混んでるし、すいてる時期に旅行しよう、なんて思うんですけど、すいてる時期にどうやって長期の旅行に行くんでしょうか・・・どうせ休みもとれずに行けないのは分かり切っています。それであれば、早めに計画して、旅先を決めておくことです。

やはり、旅行の成否も計画が8割を占めます。

そんなところにBRUTUSが飛び込んできたのです。「ちょーどこんな情報欲しかったんだよ」と、まさに読み手(購読者)のニーズにフィットします。ただ、ちょっと疑問に思ったのが、夏休みの旅行に行くには少し遅い企画です。中身読みましたが、理由が分かりました。

今からでも間に合う旅先!ではなく、アタマに留めておいて、奮発したいときに行くホテルです。

一泊2万から5万クラスと結構な価格ですが、やはりそれなりのホテルというかペンションというか民宿です。言い得てるなと思ったのが、わざわざいきたいホテルの5つの要素。

1.造り手の想いが隅々に表れていること。

2.その土地に合った佇まいであること。

3.食を通じ土地や人の理解が深まること。

4.目の届く範囲の大きさであること。

5.アクティビテイが充実していること。

そうなんです。高級感があればいいってもんじゃありません。宿泊経験をとりまく価値の方が最近の旅行は重要視されます。1,2,4はホテルのハードに関すること、3,5がソフトに関することです。特に後者が今の時代には求められています。アクティビティも特別なことじゃなくてもいいんです。その土地にいれば、ごく日常のことでも、外から来る人にとってみれば珍しい、そんなことって探せばあるじゃないですか。農業、漁業体験とかが代表例です。それが新たな価値となって、これからの宿泊サービスを変えていくのではないかと思っています。

さて、今回のホテルだけでなく、「あたらしい泊まりかたBOOK」も使えます。保存版です。モーテル、古民家、ゲストハウス、Airbnbが紹介されていますが、私が着目したのがゲストハウスです。最近のゲストハウスってきれいで、かっこいい。しかも個室あるんですね。しかも従来通りの旅人の交流という場も機能しています。これはねらいめです。

LEN

たとえば、ゲストハウスで紹介されているLENさん、かなりいい感じです。

ということで、来年に向けて計画を立てたいと思います。

ありがとうBRUTUSさん、今回の号は来年まで保存しておきます。

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